確定申告e-taxで大失敗!青色申告データが全て削除された経緯

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まず初めに、今年度初めてe-taxに挑戦される方はこのケースは無関係です。過去にe-taxをした事がある方対象です。
来年度同じミスを起こさないために、参考までに読んでもらえれば幸いです。

毎年更新されるe-taxのウェブサイト、しかし便利になった落とし穴とは

こんにちは!トモです。2017年から個人事業主として通訳案内士をしています。

2017年度から毎年e-taxを利用しています。初期のwebsiteは平成臭が漂っていた、国税庁のWebsiteも洗練されて、どんどんと令和っぽく改良されてゆきました。

新し物好きなので、どんどんと新しいシステムを利用していく姿勢です。マイナンバーカードもいち早く取得しました。

掲題にしている失敗は、2017年度、2018年度、2019年度の全ての過去の青色申告データが、オンライン上から消えてなくなった事実です。

原因は確定申告をe-taxでする際に取得する利用者識別番号

以前は、国税庁のホームページ、e-taxで青色申告などの確定申告するときは、マイナンバーカードと読み取り用のリーダライターが必要でした。

その際に、利用開始届と同時に「利用者識別番号」という16桁の数字が発行され、パスワードを登録します。
この利用者識別番号に情報が紐づけられ、オンラインで申請した確定申告のデータがメールボックス内に保存されます。

去年から、利便さ向上で、マイナンバーカードと読み取り用のリーダライターがなくても、パソコンやスマホから確定申告ができるようになりました。
早速筆者も、パソコンやスマホで申請できるように、税務署に手続きに行きました。
新しく「利用者識別番号」が発行され、パスワードも無事登録!これで、スマホでもiPadでも、お洒落にカフェとかで確定申告できちゃうぜ★
とルンルン気分。今年になるまで、問題発覚に気づくこともありませんでした。

削除された経緯に気づいたのは、コロナ禍により失業し給付金申請の書類集め

私の仕事は外国人観光客に日本を案内する仕事なのですが、コロナにより、春からの仕事が全てキャンセル、今まだ外国人観光客の入国ができないので、仕事が一切ありません。
そんな経緯もあり、補助金を申請しようと思ったのですが、その時に必要なのが、過去の青色申告のデータです。

過去のデータをe-taxのウェブサイトから取り出そうとしたところ、、去年の青色申告のデータが見つかりません!メールボックスには、「ID・パスワード方式での利用が開始されました」という通知だけ、、過去のメールボックスや、ゴミ箱ないなど、隅から隅まで探したんですが、無い無い無い!見つかりませんでした。

ヘルプセンターに電話をしたところ、利用者識別番号が変わったのでは無いかということ、、そういえば、、、と思い出し、以前の利用者識別番号と見比べてみると微妙に最後の数桁の数字が変わっていました。

ということで、以前の利用者識別番号でログインを試みたのですが、画面に現れるのは、「認識エラー」という文字列、、、どうやら過去の利用者識別番号は利用廃止となり、オンラインでは削除されてしまったようです。
全くの盲点でした。もちろんそんなことは税務署でID方式の手続きをした時には、一切案内されなかったです。

もう一度、ヘルプセンターに電話をすると、税務署に問い合わせろとのこと、、。便利になった反面、過去のデータがオンラインで取り出せなくなってしまった経緯と顛末でした。

税務署に聞きに行った結果、廃止された個人識別番号は復活できないので過去のデータは取り出しできないとのこと!完全消去!税務署!まじか!
一時給付金が2019年のデータで申請できないんですけど!2020年はコロナですでに大打撃だからそのデータで申請すると満額30万円でなく10万円くらいしか申請できないんですけど!税務署のオンラインの仕組みが原因なんですけど!

皆様は、同じ失敗を繰り返さないようご注意ください。

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